2012年1月26日木曜日

阪神大震災から

寒い毎日ですね。
今日の朝方の地震で防災グッツを見直した私です。

HPの方で阪神大震災の手記を頂いた方との手紙での交流が続いております
皆さん優しい方ばかりで、沢山気にかけていただいております。
ありがとうございます。

先日は阪神大震災から17年という事で、新聞などでも特集が組まれたようで、
ありがたいことに新聞を送っていただき、神戸新聞を読むことが出来ました。

17年の年月を思っては長い道のりだったんだなと改めて感じました。
阪神大震災での皆さんの道のりを、私なりにひも解きながら
東日本大震災の遺族の方にご紹介出きればと思います。

東北では年末年始にかけてテレビでは震災の特番が組まれ、
なかなか辛い部分もあったようです。
私もバタバタしていて実際に遺族の方のお話を伺っている訳ではないのですが、まだ、1年経っていないのですものね。
HPで手記を寄せて頂いた寶田さんから頂いたお手紙の中にも
「年始のご挨拶をこのお手紙をお借りして皆様に・・・と思ったのですが、ふと私自身その時期どんな気持ちだったかを考えてみましたら・・・」
とありました。
何もしないけど、何もしない思いやりもあるのだと思いました。

さて、以前ブログでも書きました
阪神大震災を記録しつづける会さん
からのご紹介で
阪神大震災でお子さんを亡くされた
たかいちづさんにお話を伺う機会が出来ました。

NHKの「リエゾン被災人」というサイトでメッセージが見られます。
http://www.nhk.or.jp/hisaito/  動画
http://www9.nhk.or.jp/hisaito2/interview/vol1_001.html  想い



思いの深さに涙しました。

メッセージや応援といったものは時として読むことが辛い時期があると思いますが、
たかいちづさんの「想い」は苦しい時、悲しい時、そして今と自分の通ってきた歩みのそのものなので負担なく目を通せると思います。

 たかいちづさん 将君のホームページ
で詳細を読むことができます

手記以外にも手紙やメールのやり取りの中に沢山の思いがあるので
今後、メールのやり取りをご紹介していけたらと思っております。

沢山の阪神大震災からの声が届いています。
共に歩んでいけたらと思います。

2012年1月3日火曜日

新しい年となりました

今年もよろしくお願い致します。

今年の事を考えていました。
色々手探りをしながら、私なりに出来る事考えてましたが、
やっぱり 「きっかけ」 を作る事なんだろうなと思います。

私は遺族ではないので、結局は「支援者」という側の人間。
「支援者」という言葉は嫌いだけどまさしくその通り。

個人的に寄り添う気持ちを持って行動しているつもりでも、
やっぱり内容はお節介なだけなのかもしれない。
いつも立ち止まって、後ろを振り返りながら、
悩みながら、ちょこちょこやっていきたいと思います。


でも、そんなお節介な行動でも、ちょっと立ち寄りたい時
ちょっと他人が気になるときに交流できる「きっかけ」作りを
誰かの為と言う訳ではなく、
将来必要とするかもしれない誰かの為に続ける事、
これが必要なのではと勝手に考えたりもしています。

1月17日。
阪神・淡路大震災から17年目に入ります。
この震災から、はじめて阪神・淡路大震災の事が少し分かりました。
悲しみを知る人は、悲しんでいる人に寄り添える事ができる。
悲しみを知る人は、本当の優しさを身につけられる。
阪神・淡路大震災の遺族の方との交流から感じた事です。

震災から多くを失いました。
そして何を受け取ったのか。
阪神・淡路大震災の遺族の方の中から
その答えを少しでも聞けたらと思います。
それを糧にしていきたいと思います。

年明けから、私の悩み相談的内容でスタートですが
よろしくお願い致します。